12月の初め、フィリピン、マニラに住むブラムさんは、自宅へ向かって歩いて
いました。
すると、道端の水道メーターの下に、小さな茶トラの子猫がひとりぼっちでいるのに気づきました。「彼はやかましくニャーニャー鳴いていて、行き交う自動車におびえていました。とても汚れていて、明らかに腹ペコな様子でした。」
ブラムさんが近寄っていくと、子猫はブラムさんに気づき、走り寄ってきて、
精一杯の大声で鳴き始めました。
「彼は、人間は何か食べ物を持っているとわかっていたのだと思います。」
ブラムさんは子猫を拾い上げましたが、子猫は抵抗しませんでした。
子猫はとても腹ペコでしたが、彼のお腹は寄生虫でいっぱいだったので、栄養を
十分に吸収することができませんでした。
子猫は獣医さんに診てもらい、駆虫してもらって、きれいにしてもらいました。
数日もすると、子猫はすっかり元気になりました。
ブラムさんと奥さんは、子猫にカランと名付けました。1週間後には、やせっ
ぽっちの小さな子猫だったカランは、エネルギッシュないたずら坊主になりました。
カランは、ブラムさん夫妻が保護した、初めての猫ではありません。夫妻は、
すでに3匹の元保護猫を飼っています。
夫妻の最初の計画は、カランに本当のお家が見つかるまでの間、彼をお世話する
というものでした。しかし、夫妻が先住猫たちにカランを紹介した時、すべては
変わってしまいました。
「彼は先住猫たちにとてもフレンドリーで、2日もすると、先住猫たちは彼と
仲良くなってしまいました。」
カランと先住猫たちは、すぐに互いに抱き合ったり、家中を走り回ったり、
いたずらをしたりするようになりました。
先住猫たちはカランを仲間として受け入れたのでした。
夫妻がカランを保護してから3ヶ月、彼は健康で、幸せで、いたずらな猫として
花開きました。
カランは、いつも次にどんないたずらをしようか企んでいる共犯者たちに囲まれて
います。
カランはもうこの家を出ていくことはありません。
「彼は、先住猫たちと絆を結びました。私たちは、彼を家族の一員として迎え
入れました。」
カランが、あの道端にいた、やせこけた小さな子猫だったとは信じられません。
愛情というものは、なんという変化を生み出すものでしょう!
⋀♕⋀ 水道メーターの下にいた、腹ペコ子猫は、
(₌◕⋏◕₌) もうこの家の一員です!
出典:【Love Meow】Scrawny Homeless Cat Walks Up to Man, Meowing Loudly for Food – Won’t Let Him Go.
http://www.lovemeow.com/scrawny-homeless-cat-walks-up-to-man-meowing-loudly-for-food-wont-let-him-go-2540544402.html
かわええ…